地味で地道な子宮全摘ー退院後初回診察まで
実はまだ手術の傷が、完全には塞がってないんだよねー。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月30日
体内の傷は、ほぼ確実に塞がるまで3ヶ月かかるんだよね…。
10/1は、札幌駅でいくつかの用事を済ませてから、夕方精神科の方の病院に予約を入れてあった。
退院後、初の札幌駅へのお出かけである。
…とてつもなくしんどい。
ねずみの奴なのトイレ砂を買わなくてはならなかったのだけど、普段ならどうということもない1.5kgの砂が、ずっしりと重い。創が痛む。
中途半端な時間に出てきてしまったので、微妙に時間が余る。
や、本当に、今だけヘルプマークが必要だと思った。退院後2週間くらいは持ちたい…。
予約の時間が近づいてきたので、病院の近くまで移動して、コーヒーを飲んで時間を調整する。
さて病院に入ってみたら、待ちの人がぎっちりいて、到底予約時間には受診できなさそうだ。
むーりー。奥の方の椅子にかけて、ひたすら痛みに耐えつつ待つ。ボディブローをくらったときの鈍痛が、ずっと続いているような痛み。身体を傾けて、右下の創をかばっていた。
40分くらい待って、ようやく診察。
「いやあ、お待たせしました」とにこやかに言うが、私が座ってるだけで苦しそうなのを見て顔色が変わる。
「調子はどうですか」
「痛いです。術後10日とちょっとしか経っていませんので」
「ああ、そうだよね、痛いよね」
退院後1週間あれば充分だから来いと言ったのは自分だろう。
ボコボコにしてやりたかったが、何せ痛いし、診察の最後だったのでとっとと帰りたかったので、とりあえず鉄剤を継続することと、レクサプロを止めること以外はそのままということで、早めに切り上げて、地下鉄で急いで薬局へ。
ぎりぎりだったが、何とか間に合った。
ついでに、痛みが強くなってきていたので、ロキソニンを追加で買う。
「どんな風に痛むんですか?」
「手術したので…ずっと痛いんです」
多分、女性がロキソニンを買うのは、生理痛だと思っていただろう薬剤師さんの顔が固まった。
おはようございます。
まだ寝ていたいのだけど、今日は退院後初の受診であります。眠いよー。
by 蟹ペン族 2018/10/02 6:47:17
さて、ようやく翌日、婦人科の定期検診である。
前述したが、うちから公共交通機関で行くと、いっぺん北上してからぐるっと遠回りしなくてはならない。
朝の慌ただしい人波に揉まれつつ移動。ロキソニンは飲んでおいたよ…。
診察終了して帰宅してごはん。
摘出した子宮の画像を見せてもらったが、切り刻まないでぬるっと丸のまま摘出したんだな…。やや、グロ注意という感じ。
みんな大好き病理検査に出したら、子宮筋腫ではなく、子宮内膜ポリープだったそうだ。あと、子宮内膜症はなくて、当初のMRIの読影通り、子宮腺筋症ががっつりあって、これはとても痛い病気だ、と説明された。ええ、とても痛かったよ。
血液検査では、ヘモグロビンの値は良いし、まだ血小板ちゃんが多いのと、CRP(炎症を起こしていると高くなる。自己免疫疾患でも高くなる)の値が若干高いけど、術後だから想定範囲内の値とのこと。
まだ体内の出血は少々あるけれど、2ヶ月くらいで吻合したところはくっつくそうだ。
私はエイヤで全部取ったから楽だったけど、ポリープは組織に陥入してたので、妊娠を望む人がこれだとたいへんだったろうなと思う。子宮筋腫もそうだけど、不妊症の原因にもなるし、腺筋症は固まってなくてまばらに組織に点在してるので、摘出が難しく、切らない場合は薬で抑えるらしい。その薬の副作用がよりによって抑うつ状態なので、これ以上うつになってたまるかと、切ることにしたのだが。
まああとは痛み止め飲みつつ、回復を待つですよ。
by 蟹ペン族 2018/10/02 12:58:35
診察の前に採血があって、また左手の甲から取られた。予約のときに採血もオーダーしといてください、と、オーダリングシステムのことを思い出す。
診察では、経過は順調なので、入浴OKが出た。
創を押さえていたテープも、あとちょっとで剥がれるというところまでのをぺりっと剥がしちゃったのだが、問題はなかったようだ。
端末のモニタで、ホルマリン固定した子宮の画像を見せてもらった。血が抜けてるので、いかにも標本っぽい。
血液検査報告書と一緒に、病理組織診断報告書も貰った。『フラジャイル』のあれである。
結果、子宮内膜ポリープと子宮腺筋症で、子宮頸部は問題なし、卵管は問題なし、悪性所見なし。
縦にスライスした標本の、子宮の壁が分厚くなっているところを指して、
「ここにピンク色のが散らばって見えているでしょう、これが子宮腺筋症です。これは痛い病気です。子宮は、そんなに大きくなってはいなかったけれど、大きくないから症状が軽いということはない」
術後に言ってた、「子宮内膜症があちこちにあったよ」というのはどうなったんだろうか。謎。
基本的に子宮の外にできるので、手術中に取っ払ったのかもしれない。
膣の断端を縫ったところは、約2ヶ月で塞がるとのこと。退院日といい、ことごとく早いな。ネットで集めた情報では3ヶ月となっていた。
こちらではとくに薬は出なかったが、
もしかして:ロキソニンをお願いしとけば、病院のだから市販薬より安く済んだのでは
次回は3週間後なので、また精神科の次の日か…。
そういやへその抜糸はどうなるんだろう。訊くの忘れてた。まだ早いとは思うけど、他はぺたっときれいにくっついてるのが、へそだけはボタンみたいな手縫い感に溢れる糸がもろにある。
これは…もしかしてこのまま…?
(溶ける糸ではなさそう)
by 蟹ペン族 2018/10/02 13:10:08
[大抵の人の知らない世界]
子宮全摘術・腫瘍・腫瘤等の摘出術などで必要なもの:パンティーライナー。
病院からは、術後につけるナプキンをもってくるよう指定があるが、そのあとの説明がない。しかし術後、ちょっとだけの出血がだらだらと続くので、入院の時点で、パンティーライナーを20個前後持っていった方がいい。それで充分な量。ちょっと多かったときに備えて普通の生理用品もいくつか。手術しても、なかなか縁が切れぬのだよ…。
by 蟹ペン族 2018/10/03 0:56:38
地味で地道な子宮全摘ー術後9~10日目の出来事
さて、このへんでロキソニンが切れてしまったのだが。
腰が痛むので時々揉んでいるのだけど、つい脇腹に指をかけると
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
手術痕(というかまだ治ってない)にかかってしまってなかなか怖い。
腹筋使うような動作は全部響くし、安静にするしかなくて、とても暇。
↑伏線だった。
この日の昼間、何していたか覚えていないし記録もないのだけど、多分PC作業をしていたのだと思う。座ってるとあまりよくないみたいだ。(n=1)
何かお腹痛いと思ったら、でろでろ出血しとるがな。腹の中の傷口が若干開いた模様。まだ手術して10日経ってないし、退院して一週間経ってないもんな。やっぱりロキソニンをたくさんもらっておくべきだった。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
次の精神科の通院日には、婦人科の知識が無さ過ぎるっつって説教食らわしてやる。ぐぬぬ。
あーいかん、病院だったら迷わずナースコール押してるレベル。腹の中のどこで切ったかわかる。一応痛み飲んだけど、ロキソニンほど強くないからあまり効かない。急がない情報の反映は明日にする。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
↑「痛み止め」が書けなくなっている…
多分このまとめの編集をしていて机に向かってたと思われる。
togetter.com
しばらく起きてたのでちょっと傷が開いたっぽいです。意識ははづきりしてるので、しばらく安静にして、おさまらなかったら救急車呼びます。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
ありがとうございます、これからお大事にします……。まとめ、なかなかの力作揃いなので、眺めて癒されることにします。サムネイルに選んだ絵がとくに良いです。https://t.co/no29mIdPO3
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
こんな時の「Q助」(スマホアプリの)。2時間をメドに医療機関を受診しろといわれたが、夜だしお金が全然ないよ…。iDでロキソニンが買える店があればいいんだが。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
そしてサンドラッグは流通の関係上21時で閉まってた。ばかー、と言いながらサツドラに移動中。少し薬が効いてきたかな。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
サツドラあいてたってかぎりぎりだった。さっきイブプロフェンは飲んじゃったので、イブプロフェンを含まないノーシンと、麻黄湯のドリンク飲んだ。どっちもまずい。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
帰宅。食糧と飲み物買ってきたからこれでなんとかする。あとは効き目待ち。出血はほぼおさまったようだけど、血が赤いなー。まあ、歩いたから仕方がないか。うちは、徒歩圏内でほぼ何でも揃う。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
なお普通は鎮痛目的で麻黄湯を使わないし、強い薬なので漢方に詳しい人でないと使っちゃダメだ。
学習した。普段ロキソニンを置いてる店が開いてるかどうかと、営業時間は把握しよう。
普段利用してない店だと、ロキソニンがあるかどうかわからない。また、薬剤師さんの勤務の関係上、売れない時間帯もあるらしい。
サンドラッグはある、サツドラはない。ツルハはある。
まあ、何より、悪化した状態で夜うろうろしないで済むよう、ちゃんと薬確保しておけってことだな…。
たいした距離は歩いていないのだけど、やっぱり痛くて辛かった。
こういうことを書けるくらいには復活。
俺は不死身の杉元だー!くらいは言っておくべきだったか。悪運は昔からめちゃくちゃ強い。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月28日
マジスパ行きたい、ミルチでビリヤニ食べたい、でも当分刺激物は食べてはいけないらしい。いつまでだろう…。
今日は、何かお腹痛いと思ったら出血していて(多分腹の中の傷口が少し開いた)、鎮痛剤を手に入れるのにたいそう苦労した。ようやく効いてきて、今はかなり楽になった。
1ヶ月は自転車もダメだし、激しい運動は年内はできないし(腹筋を使うような運動は1ヶ月はダメ)、体力が確実に落ちるな…。
by 蟹ペン族 2018/09/28 23:18:09
なんか、少ないながらも、1ヶ月くらいは出血が続くらしいので、ほんとに安静にしてないと怖いものがある。
開腹はしてないけど、手術のときに術野を確保するのに空気を入れてお腹を膨らませるそうなので、それで腸も弱るらしい。
「退院後1週間もあれば充分でしょう」と言って、精神科の通院日を4週間後(再来週)にして貰えなかったので、次の精神科の方の通院日では、ねちねちいびり倒してやる。生理が重い患者には、SSRIとかでごまかさないで、第一選択として婦人科の受診を勧めろよ。
by 蟹ペン族 2018/09/29 7:18:46
翌日の昼、サンドラッグでロキソニンを無事ゲット。食糧と水分も補充。
退院時に貰った資料に「食べ過ぎ注意」な食べ物として「寿司、ラーメン、そば、カレーライス」と、好きなものばかり載っている。少しだけどお腹開けて、腸の働きが落ちているからで、生野菜とか食物繊維の多い食べ物とか、刺激物も全部「要注意」。食べたらどうなるか、試したくはない…。うどんはOK。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月29日
昨夜はちょっとPCに向かい過ぎたのか、出血して腹痛がひどくて、這々の体でサツドラに行って痛み止め買ってきて飲んだので、今日は1日PCは立ち上げないで横になってネットやってる。
サツドラってロキソニンないんだな。今日になって別のとこで買ってきて飲んだら、もうなんともなくなった。出血もだいたいおさまったし。
それにしても、手術創のテープが剥がしたくてたまらない。既に小さい傷2つのは剥がれたが、大きい傷のはまだ剥がれないし、実際まだ剥がさない方が良さそうだ。
あとは、へその傷から少し出血したようだが、今は止まってる。へそを切開して腹腔鏡を通すので、ここの傷は大きいはずなんだよな…。
右下の大きい傷は多分マニピュレーターを入れたところなので、無事落ち着くまで待たないと怖い。でも剥がしたい。かさぶた的な心境。ぐぬぬ。
by 蟹ペン族 2018/09/29 20:35:35
しかしこのあとすぐには寝ないで、生さだを観てから寝た。
地味で地道な子宮全摘ー術後5日から8日まで
退院後、抗生剤と痛み止め以外はとくに薬が出なかったので、精神科の方の薬をいつも通りに飲む。
術後は便秘になりやすいのと、鉄剤を飲んでいるのと、抗うつ剤の副作用が便秘なのと、もともと便秘がち、という4連コンボで便秘になるので、精神科で出されている便秘薬を少し多めに飲んだ。
入院中、この薬の極量は普段飲んでる量の倍以上だという話を看護師さんがちらっと話していたので、いつも余りがちだし、1錠くらいは増やしても大丈夫だろうと判断した。
もともと、自分である程度調整するよう言われてる薬だし。
精神的には割と安定していて、創が痛いのだけが辛かったけど、念の為、頓服でもらったワイパックスはときどき飲んでいた。
私が受けたのは、こういう手術らしい。
腹腔鏡下膣式子宮全摘術
http://jikei-hp.or.jp/ope3/
まれに、卵管ががんになることがあるので、卵管も取った。
やっぱり膣から引っ張り出したんだな…。何か染みると思った。
卵巣は、がん検診をしても死亡者数が減らない、今も難しいがんだそうだ。
なので、もう子宮がん検診を受けることはなくなる。楽でいいな。
そういや、何かおなかがぽこっと出っ張っていて、内臓脂肪なのかなと思っていたけど、肥厚した子宮だったのだな…。今は引っ込んでいる。
by 蟹ペン族 2018/09/25 4:04:32
歩いて振動が傷に響くという体験を、初めてしている。いてーのなんのって。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) September 25, 2018
一週間は安静にしなさい、の意味がよくわかった。これはつらい。
調べた限りでは、私が入院してた病院は、術後4日で退院というのは最速。普通もう少しいる。ベッドを空けるための早期退院制度をとっているとはいえ、腹腔鏡下手術は難しく、技術がないと前提が成り立たない訳で、あの先生は相当症例をこなしてきているんだろうな。
熊本の病院のサイトによるなら、普通だと私まだ入院してるわ。
今はまだお腹の傷にテープが貼ってあって、シャワーとか、自然にこすれたりして剥がれてくるから、と言われているのだが、かさぶたの誘惑のように、ああ、ぺりっと剥がしてしまいたい、という気持ちと戦っている。
もう抗生剤は飲んでいないので注意はしなくてはならないけど、ロキソニンはまだあるし、市販薬の痛み止めも余ってるし。しかし痛み止め飲んでも大きい傷には響いたんだよな、まだ入院してるつもりでないと危ないかもしれん。
今日オータムフェストに行ったのすら、かなり無茶だった。人混みを通り抜けるだけでだいぶ堪えて、お腹の右下辺りを軽く押さえて歩いていた。
今だけヘルプマークが欲しい。
by 蟹ペン族 2018/09/25 19:24:07
退院後2日でオータムフェストに行ったわけだが、ほんとにヘルプマークが欲しい感じだった。やはり、右下の傷が痛む。
あと、この日にまた、「ちかちか」こと「安済知佳 いちかばちか」を聴きながら、なにげなくへその創をみてみたら、なんかがっつり縫われていた。ボタンみたいに糸が見えていて、手縫い感に溢れていた。しかもなんかちょっと出血している。これは抜糸あるやつか、と怯える。
導尿カテーテルで失われていた感覚も、だんだん戻ってきていた。
そして排尿時の鈍痛に怯える。
→次回の診察時までにおさまったので、なんともなかったけど、たまに炎症起こしている場合もあるので、続いていたら診察時に申告しましょう…。
やばい、膀胱炎かもしれん。
進行すると血尿出るんだよなー(小学生の頃やった)
導尿カテーテル入れてたから気をつけていたんだが、感覚がしばらく麻痺してたし、腹の傷と中身の方が痛くて分からなかった
次の診察日に申告しよう…。なお男性の導尿カテーテルと膀胱炎は、それはもうたいへんらしいな…。
#女性は男性より尿道がはるかに短く、子宮があるために膀胱も小さいので、膀胱炎になりやすく、トイレも近い。
by 蟹ペン族 2018/09/27 15:41:29
地味で地道な子宮全摘ー術後4日目
さて退院当日である。基本的には午前中退院となるのでお昼ごはんは出ません。
退院の時間はだいたい11時頃らしいが、10時過ぎでもよいらしい。
ナースステーションに必ず声をかけるように言われる。
おはようございます。
退院準備完了。手続きは全部済んでるので、もう帰ってもいいんだけど、痛み止めを飲み忘れていたので、効いてきてから帰ります…。
by 蟹ペン族 2018/09/23 9:12:15
なので、着替えてからしばらく横になって痛みがおさまるのを待っていた。
退院時にロキソニンを出して貰うこともできるのだけど、このとき遠慮してあまり数を出して貰わなかったので、退院後に状態が悪くなったときすごく後悔した。
1日3錠、次の診察日までの分をここで貰っておいた方がいい。
しばらくして、確か10時半くらいに、荷物をまとめてナースステーションに声をかけた。
ほんとうにお世話になりました。わたしゃなにも頑張らないで痛がったりうろうろしたりしていただけだったよ。
休日なのでタクシーが近くにいなくて、少し歩いて大きい通りでタクシーを拾って帰る。
ちょっと歩くだけでも傷にひびく。
無事退院してきた。
ねずみも無事だったが餌入れが無事じゃなかった。貴様、また餌入れにしっこしおって!
とりあえず、近所のいつものコンビニに行って、品揃えが概ね元に戻ってるのを確認して、お昼を食べて休憩中。やっぱり腹の傷がちょっと痛む。
右下の、骨盤の付け根のところの傷は、大きい機械を入れたからちょっと傷が大きいとのこと。
簡単にいうと、へそを切開して腹腔鏡(内視鏡)を入れ、その周りの任意の位置を切開してマニュピレーターを入れて、腹腔鏡で確認しながら患部をさくさく切って取り出す。取り出し口は場合によるのだけど、私の場合はこの右下にしたのかな。
通常の子宮の重さが約50gなのに対して、私は150gあったそうなので、約3倍。kg単位でなくて良かったよ…。
子宮筋腫も子宮腺筋症もあちこちにあったようなので、大きくなくても症状は重かっただろう、と。子宮筋腫だと、kg単位で育ててしまっても無症状だったりするそうだからな。ひい。
「重い物を持つ、自転車に乗るなどの動作は、お腹に力が入るものです。1ヶ月くらいは避けましょう」
1ヶ月経ったら自転車の今シーズンが終わるがな。
by 蟹ペン族 2018/09/23 12:49:10
術式はきちんと読みましょう私。同意書に思いっきり書いてある。切除した組織は膣経由で出した。
トイレに行ったとき、なんだか染みるなと思ってたのだけど、器具あててた痕なんだろうな。
退院、帰宅。おなかに4つ穴を開けられたが、ロキソニン飲んでるし大丈夫。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) September 23, 2018
「我慢せず、痛み止めを使ってよく動くようにすれば回復は早い」という方針の病院だそうなので助かる。術後はすごく痛くて、麻酔から意識が戻っても数時間の記憶があいまいだったのに、たった4日で帰れた。
ねずみが回し車を回している。日常だ…。
by 蟹ペン族 2018/09/23 21:00:36
あとは、スマホで編集できなかったTogetterまとめを一気に更新かけて、ややぐったりしつつ、早めに寝る。
地味で地道な子宮全摘ー術後3日目
おはようございます。
採血から始まる朝です。嫌でも目が覚めるわ。
by 蟹ペン族 2018/09/22 7:15:40
という訳で、朝まだぼーっとしている時間から採血された。これは確か左手から取ったはず。
手術のときとそれ以降の点滴のライン以外は、術前検査も含めて左手の甲や左手首から採血や注射をされたので、まさに黒ひげ危機一髪状態になっていた。
この日は退院前日なので、色々やることがある。
- 点滴していた抗生剤が点滴から食後の内服(3日間)に変わるので、忘れないように飲む
- 手術創の上に貼っていた絆創膏をはがす
- 回診時に傷の状態をみて、OKが出れば、シャワーを浴びられる(入浴はまだ不可)
- 退院前の診察を受ける
- 医師から手術の経過と、退院後の生活についての説明を受ける
とはいえ、もうだいぶん回復していて、これらのために呼ばれたり処置されたりする以外は放し飼い状態なので、わりかし自由に過ごす。
絆創膏を貼っていた箇所は、上から脱脂綿をあてて押さえていたのをはがすのだけど、手術創自体はテープで貼って押さえてある。さらに創自体は溶ける糸で縫ってある。
テープは、自分ではがさないで、自然にはがれるのを待つよう言われるのだが、さながらかさぶたを「はがすなよ、絶対はがすなよ」状態で、かなり葛藤する。
抗生剤は日に3回、食後服用なのを、朝夕と勘違いして昼の分を飲み忘れていたのを看護師さんに教えてもらって慌てて飲む。
回診でOKが出たので、午後シャワー室の予約を入れた。
退院前の診察は、要するに内診なので、若干痛い。手術のダメージが残っていたのだと思う。これもとくに問題なくクリア。
診察のあと、経過と退院後の生活について説明されるが、医師のOKが出るまで入浴してはいけないことと、性交渉は当分不可と言われる。
「男の人と関係を持ってはいけない」という風に言われたが、女性ならいいのかということではなく、手術で切断した膣の断端を縫ったところが破けるといけないので、相手の性別にかかわりなく、そういうことはダメ。
まあどのみち、手術創が痛くてしばらくは到底それどころではないが。
アルテイシアさんのブログだと3か月は不可、となってたが、私のかかってた病院だとだいたい2ヶ月と言われたので、どういう差なんだろう。
開腹と腹腔鏡下手術で差があるのかもしれない。
tofufu.me
私はカッパ先生に気になることは何でも聞いていた。手術前の診察で「術後3ヶ月は性交渉を控えてください」と言われた時もアル「それは性器の挿入という意味ですよね?」
カッパ「はい、そうです」
アル「クリトリスの愛撫やマスターベーションはオッケーですよね?」
カッパ「それはもちろん大丈夫」
ときちんと答えてくれた。
しかし、手術後も体内の膣断端からは出血が続いているので、自慰をすると、多分血も出てくるので気を付けましょう…。
あと、次回の診察の予約をこのときした。術後一週間後だったが…たいへんに辛かった…。
さてOKが出たので、ようやくシャワーを浴びる。
剥がれかけて気になっていた左下のテープがこのとき剥がれた。
なんか糸出てますけど……。
0.5mmほどだろうか、ほんのちょっとだけど、明らかに糸とわかるものが創から出てる。
この糸は、もし出ていても、放置しなくてはならない。
私のように、のちのち気にして、うっかり毛抜きで抜いて腫れ上がったりしないよう気を付けないと。
多分溶ける糸なので、そのうちなくなる。
この糸はうっかり出ちゃったものだったようで、右の2つは糸が出ていなかった。
あとは痛み止めを飲んだり、退院するのが休日なので出口を確認したり(時間外や休日は防災センター横の出口から出る)、またちまちまとネットをしたりして過ごした。
大抵の患者が寝静まった病院で、zabadakの『paco』を、イヤホンをしていつもの倍くらいの音量で聴く。最後の「DREAMER」をこの音量で聴いてから眠りたい。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) September 22, 2018
明日には退院して、しばらくは出力30%くらいの生活を強いられる。
が、生きてる。
地味で地道な子宮全摘ー術後2日目
おはようございます。
冗談のように回復中。医学の進歩ってすごい。
手術の翌日から常食だったのですが、もう普通に食べられるし、昨日の午後はあずきバーも食べました。
by 蟹ペン族 2018/09/21 8:54:58
術後2日目は、かなり動けるようになっていた。
点滴を4本打ったら点滴セットとはサヨナラできるので、トイレに通いつつじっと待つ。
ガスが出るようにはなったが、今度は出過ぎて困る。
術後は腸の働きが落ちるため、消化が悪くなってガスが出やすくなるようだ。
痛み止めをお願いしたら、点滴ではなく、ロキソニンの錠剤をくれた。だいぶん良くなってきてるようだ。
→ロキソニンは、1回飲むと、次は数時間間隔を空けないと飲めない。
市販薬だと4時間以上になっているようだが、病院で出されたものは確か6時間くらい空けるよう言われたと思う。なので、寝る前に痛み止めが飲みたくても、午後飲んでると間隔を空けきれなくなるので、昼食後に1錠貰っておけば、夕食後に1錠飲めるので多分丁度いいと思う。
この日は午後2時か3時くらいに貰ったので、夜の分が飲めるようになるまで少し時間がかかった。
そうだ、忘れていたけれど、退院前に病衣の精算をしてしまいたかったので、入院会計の受付で確認してきた。
会計は医事がやってる平日しか精算できないそうなので、とりあえずたいした額ではない病衣の分はこの日のうちにやっちゃおうと、医事とナースステーションに行って、精算を済ませる。
さて、点滴台を連れ、財布を持って、一階のコンビニに遠征し、雪見だいふくを買ってきてデイルームで食べる。点滴台を連れた状態で財布を持つのが大変なので、ウエストポーチか何かあれば良かったかなと思った。
震災で冷凍ものは店から姿を消していて、アイスもずっと食べられなくて、入院前日辺りにようやく肉とアイスと一部の冷凍食品が回復して、入院前にアイスが食べられたので、外はここまで回復してるのだなと思った。
デイルームはとても見晴らしが良かったが、当方高所恐怖症につき、窓際には決して近付かず、下を観ずに、遠くの山を見ていた。
また手を上に挙げたり、ちょろちょろ動き回ったせいで、点滴が遅くなったり、血が吸い出されてしまったりして、4本落とすのに時間がかかってしまったが、夕食前に無事に終了。
点滴の針を抜いて貰い、点滴台ともこれで縁が切れる。
ようやく点滴終了。手術日6本+痛み止め数本、昨日5本、今日4本、留置針抜去。
明日からは抗生剤を内服にして、診察を受けて、経過が良ければシャワー可。順調なら明後日退院。実は単純な直線距離なら割と近いので、大人しくタクシーで帰る。
地下鉄だと遠回りしなくてはならない上に、駅から結構歩くのだ。
またロキソニンを貰ったので割と楽だが、動くと、腹の右下の傷がやっぱりちょっと痛む。
それ以外は調子が良い。鉄剤をいつ止めるか確認してみなくては。
by 蟹ペン族 2018/09/21 17:38:41
術式として、
- へそ切開→腹腔鏡挿入
- 腹の左下と右上を5mm切開(体表部はもっと切ってるけど)→鉗子とか挿入して押さえたりなんだり
- 腹の右下を12mm切開(体表部は2~3cmくらい切られてる)→マニピュレータを挿入して、これで組織の切開や縫合を行う
というふうになっていたらしい。
他の傷はそんなでもないけれど、この右下の傷が痛くて、起き上がったり横になったりするとき、とくに痛むので、ここをかばうようにして動かないと怖かった。
あとは、本を読んだりネットやったりまたコンビニに行ったりして、穏便に術後2日目を過ごす。
そうそう、忘れていたが、念の為持っていたナプキンがこの日できれてしまったので、売店で買ってつけていたのだった。
たいした量ではないが、なにしろ血なので、そのままだと洗濯がたいへん。
パンティーライナーで充分カバー可能な量なので、まめに換えることだけ気にしていればよいかと思う。どっちもないと色々面倒だし、これは説明から漏れていたので、入院時に用意しておいたほうがいいもの。
Twilogで読み返すと、術前も、術後も結構ぎりぎりな感じでTogetterまとめは更新していた。
この日は確か、遅くまで起きていて、普段の習慣であるTwitterの自分用リスト巡回をしていたので、こんなことも書いていた。
野田サトルは『花の慶次』が大好きだそうなので、ああ…あの漫画、変態にはこと欠かないよな…と納得するなど。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) September 21, 2018
地味で地道な子宮全摘ー術後1日目
翌朝、6時が日勤と夜勤の交代時間で、そこで担当看護師さんが交代の挨拶をしに来るので、それでやっと午前6時になったことを知る。長かった…。
導尿カテーテルで出している尿を看護助手さんが回収していった。
カテーテルの感触は、全くなかった。痛みもないので良かったが、どうなってるんだろう。感覚が全くわからない。
そうして術後1日目から全食(おかゆでなく普通のごはん。メニューもフル)なのよな…。鬼か。いきなり全食食べて大丈夫だろうかと心配になる。
朝の給食は午前8時頃なのだが、導尿カテーテルに繋がれてて動けないので、朝食を看護助手さんが運んできてくれた。
そうっと体を起こして、なんとか起き上がる。
ちょうど地震の2週間後くらいで、流通していなかった納豆と牛乳が出てきて、ようやく流通が落ち着いてきたことを感じる。
さて食事。しかし右手には点滴がざっくり刺さっている。左手でなんとか食べようとしたが、やっぱり無理で、びくびくしながら右手で食べた。
一品だけ残したが、少し時間をかけて完食。ようやく朝の薬を飲む。
朝の回診で、先生が様子を見に来るが、この頃にはだいぶん落ち着いていたので、大丈夫なのを確認されただけで、とくにお腹の傷をチェックしたりはしなかった。
夜間に点滴で痛み止めを何度も追加してもらったので、その分尿量が増していた。
術後1日目は点滴を5本打たれるが、例によってまだ傷が痛むので、痛み止めを追加してもらう。
もう吐き気はなかったけれど、痛いことは痛い。また、膝を立てたり脚を伸ばしたりを繰り返して、点滴とカテーテルにつながれたまま横になっていた。
11時頃、立って歩けるかどうかを確認する。起き上がったときに心電図モニターが取れそうになったけど、もう大丈夫だろうということで取り外し、ベッドを降りてみた。
余裕で歩けたので、普通の病衣に着替え、パンツを履き、出血を吸い取るのにナプキンを着け、導尿カテーテルを抜いてもらったが、血混じりの尿が少し漏れたので、シーツを交換してもらうことに。
あとは点滴だけに繋がれてるだけなので、晴れて自由の身。
点滴台は高知で倒れて入院したときに3日間連れ回した経験があるので、割と慣れていた。
腕時計を着け、頓服で出して貰ったワイパックスを飲み、トイレに行ってみた。
カテーテルの影響で、排尿の感覚が全然なくなっているが、出ることは出る。ただ、止める感覚がなくなってる。これはだんだん回復してくる。
時々看護師さんが点滴を交換していく。点滴をたくさん入れて、常に水分が体内に入ってくるので、何回もトイレに行くことになる。同室の人とトイレの奪い合い状態になったりする。
さて点滴台だけになっても、やっぱり腹の傷が痛いので、あまり動けなくて、しばらくはちょっと動いてはすぐ横になる。
また痛み止めをお願いしてみたら、点滴でなくて錠剤のロキソニンを出してくれたので、痛みは収まりつつあるのかなと思う。
髪をほどいたままだったので、結んだら手の方が点滴より上に来て、血が管に吸い出されてしまったので、慌てて手を下げる。これはあと2回くらいやった。ほんとはナースコール案件。
というようなことをしていたのだが、向いにあたるベッドに日帰り入院らしい若い患者さんが来た。それだけならいいんだが、彼氏と思しき人が付き添っていて、ずっとしゃべってる。
カーテンをしているとはいえ、こっちはカテーテル抜いてもらったり着替えたりしているので、男性にはいてほしくない。第一、長話するならデイルームに行くこと、となっているのだが。結構いらっとする。
あとは貴重品入れの鍵だが、手術から戻って来たときに返してもらったような気がしていたのに、どこにもない。
と思ったら、預けた看護師さんがまだ持ってた。
点滴の刺さった右手に鍵のついたバンドをかけてもらった覚えがあったのだけど、あれは幻か…?
とりあえず鍵が戻ってきて、貴重品入れが開けられるようになったので、財布とスマホゲット。
手術無事終わったよ!安済さんのおかげだよ!腹がとても痛いよ!#ちかちか
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) 2018年9月20日
無事手術終了。痛いの痛くないのって。でもアルテイシアさんのブログ記事とかとだいぶん違ってて、色々楽だった。喉が痛いとか、痛み止めをどんなけ入れても
「効かぬ…効かぬのだ……」って、ラオウみたいになるって書いてたけど、つらかったら随時追加してもらって、だんだん楽になっていった。術後1日目にしてだいぶん楽。いやまあ痛いけども。
ようやく痛み止めが点滴でなく内服のロキソニンに変わったので、あとはこれでいって、辛い場合は違う種類のを追加してもらって、どんどん動くようにすると回復が早い、という方針だそうだ。
もっとも現在はロキソニンの効き目待ちで、腹が痛いので立ち膝でベッドにごろ寝状態。
初日は、お昼ごはんが届きましたという放送と同じ口調でコード・ブルーが出ていたので、落ち着いた戦場といった雰囲気。
急性期の病院なので長患いのひとはいなくて、だいたい点滴を連れて歩いてる。私も昨日から数日先まで点滴を連れて歩く。
手術室の看護師さんがしくって、左手でラインが取れなかったので、点滴針が刺さった右手でこれを打っている。ごはんも点滴の管とともに。早く取れないかな。
by 蟹ペン族 2018/09/20 14:46:09
なおワイパックスゲット。昨夜はばたばたしていてほとんど眠れなかったが、しんどくててんぱったときにとりあえず一錠。
今日も一錠。
隣のベッドのいちゃついてたカップルが、手術が済んで戻ってきて男の方がびびってる。
てか、着替えがあったりカテーテル抜去があったりするのでよその男はうろうろすんなといいたい。ここは戦場だ。
窓側のベッドのお年寄りは、病名は何だろうと思ってたら子宮脱だった。ハムスターがよくかかるやつだ(ハムスターで覚えるな)。
by 蟹ペン族 2018/09/20 15:00:51
また、元々便秘気味の上に、抗うつ剤(副作用:便秘)と鉄剤(副作用:便秘&便が真っ黒になる)を飲んでいるため、便が全く出ない。
緩下剤として普段から酸化マグネシウムを飲んでるので、看護師さんとも相談したら、極量は私が飲んでる量の倍以上らしい。余ってることだし、追加で飲んで様子を見る。
逆に下す人もいるので、割と個人差があるようだ。
腸は弱い器官で、開腹しなくても、腹腔鏡手術でもすぐ止まっちゃうので、良くなって動き出したかどうかを判断するのにガスが出たかどうかでチェックするのだけど、私は術後1日目はてんでダメだった。食事はできていたし、腸自体は動いていたので、こちらもしばし様子見。
シャワーが浴びられないので、身体を絞ったタオルで拭く。背中は看護師さんが拭いてくれて、前は自分で拭くので、お腹の傷の場所が見られるが、なんか怖くてあまり見られなかった。
とりあえず病棟のフロアを一周してみようとしたら、東側は小児病棟で、関係者以外立ち入り禁止区域になっていた。ああ、無菌室があるのかな…。
NICUもあったけど、こちらも関係者以外立ち入り禁止だったので、ドラマみたいにオープンに見える場所ではないらしい。
デイルームを覗いて、自販機があることを知る。落ち着いたら、キャラメルラテを飲んでやる。
病室に戻ったら、もうだいぶん疲れてるし腹の傷が痛いしで、しばらくは大人しく横になる。
1階の売店であずきバーを買ってデイルームで食べたのはこの日だったかな。
ずっと、地震で冷凍のものが払底していたから、アイスが食べられる幸せを噛みしめていた。
とはいえ、乳製品はまだ少なかったし、棚もフルではなかったけど。
お腹に穴4つ空いて、手に点滴の針と、採血の穴が空いてるけど、無事ネット復帰(スマホから)。
— y2_naranja@蟹ペン族 (@y2_naranja) September 20, 2018
PCが使えるようになるのは23日午後からだし、安静を命じられているので、物理的にできることはとても限られているが、ネットでならなんとか。
点滴は5本終わったら本体の管を外して、人間に繋がってるバルブのようなものごと丸めてテープで固定し、ネットを被せる。ので、夕食は割と楽に食べられた。
この日はちまちまネットやって、更新できてなかったTogetterまとめを更新し、穏便に寝る。