地味で地道なはてなブログ

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地味で地道な子宮全摘ー入院前

さて入院直前。

手術に必要なので用意するよう指定があったのは、

T字帯は術前検査のときに病院の売店で購入。大きい病院なら売店にあるので、自分が入院する病院にもしT字帯がなかったら、売ってそうな病院に行ってみるか、あとは薬局やドラッグストアなどだとあるかも。

手術後も出血は続くため、用意するナプキン1つでは退院するまでは足りない。
そんなに量はないので、パンティーライナーを10-20個位持って行く必要がある。
術後1日目、導尿カテーテルが抜けてから使う運命が待っているので、術後日数×4くらいあると安心かと。

あとは、

  • パジャマ(病院貸与の病衣を着ないで自分のパジャマを着たい場合)
  • スリッパやサンダル等
  • はし、フォーク、スプーンなどのカトラリー類
    (病院によって差があると思う。私が入院した病院では必要だった)
  • お薬手帳
    (通院している人や、服用している薬がある人。ないと料金が発生する。持ってない人は申告する。小さいメモ帳を使っている)
  • 服用している薬がある人は日数分持って行く。
    原則、入院中は他の病院に薬を出して貰いにゆくことができないので、予めかかってる病院で間に合うだけ出してもらう。

薬については、地震のあとだったのでこれで通院先ともめた。
次回通院日は、退院後2週間にして、薬を4週間分出して欲しかった。
退院後1週間は、どれくらい活動できるかわからなかったので、その分も見越して言ったのだけど、地震後で薬が制限されるから3週間分しか出さない、退院後1週間も空けてみてやってるんだから我慢しろ、の一点張り。頓服で出して貰ってるワイパックスも多めに出してもらいたかったのだけど前述の通り。
ワイパックスは基本的にどこの病院でもありますから、そこで出してもらってください」
なら今回出して貰っても流通分に影響はないのでは。

手術後飲みたかったのだけど当然のように足りなくて、看護師さんにお願いして出して貰ったが、それだけでも手間と時間がかかってる。それに精神科で出してもらえば自立支援が効くが、入院中に追加してもらうと自立支援の適用範囲外になるため、薬代が余計にかかるので、通院先の先生をスリッパではたいてでも薬は入院前に確保した方がいい。

退院後一発目の通院日で、予想通りお腹が痛く、完全に弱っている状態で痛み止めを飲んでなんとかたどり着いて、「手術からまだ10日しか経ってないので」と言ったら、自分の言ったことを忘れたのか、「そうだよね、痛いよね」
モンキーレンチではたくぞ。
なので、普通は退院後1週間は極力活動を避け、次の通院日が退院後2週間以降くらいになるよう調整した方がいい。

ただ、地震などの自然災害で流通に影響が出て、服薬している薬がある場合に一番怖いのがこれなので、タイミングはある程度運任せな部分もある。できるなら入院直前に薬を入手できたほうがいい。

具体的にはこんな風にキレていた。

今の病院の先生は男なんだが、どうも婦人科にかなり暗いような気がする…。
数年通って、症状の悪化を訴えてもSSRIを増やしただけで(実際にはその間に子宮腺筋症が進んでいた訳だが)、婦人科の受診を勧められたりはしなかった。
現在、市内で薬の流通制限がかかっているとかで、前回は4週間分出すと言ってたのが、3週間分しか出せない、退院から1週間みてるんだからそれで充分、頓服のワイパックスは増やさない、の一点張りだったんだが、23日に退院できるとは誰も言っていない。何らかのトラブルがあったら開腹手術になるし、そうしたら入院期間は延びる。
婦人科というか、生理なめてやせんか?という言動は元々多かったんだが、手術なめてやせんか…?節電と余震の危険のある状況下で入院して手術するんだぞ?
身体科の精神科への偏見はかなりのものがあるのだけど、精神科の身体科軽視も大概なもんだな…。
いわく、どの病院にもワイパックスはありますから、言えば出して貰えますから、だとさ。
出して貰えなかったら、病院から電話して小一時間苦情を申し立てるぞ。電話再診取られても構わん。
by 蟹ペン族 2018/09/11 17:07:26

入院日、渡した薬がなかなか返してもらえないので、入院日の昼と夕方の分はよけておいた方がいいのと、手術日と術後1日目はあまり身動きが取れないので、薬を小分けにして、まとめて薬袋に入れておいた。手術前にこれを床頭台の上に置いておいて、術後1日目まではすぐ出せるようにしておいた。

それと、飴、キャラメル等、何か喉に良いもの。
全体的に処置が良く、技術の高い病院だったので、結局私は問題なかったのだけど、手術中に呼吸を維持するために気管挿管をされるので、それが術後も数日痛む、という記事を複数見た。
大丈夫かどうかは術後になってみないとわからないので、用意しておいた方がいい。

あとは普通にお泊り用品というか、着替えや歯ブラシ、タオル、シャンプー・リンス、石鹸、時間潰しに本など。
入院したらまたたくさん書類が待っているので、ボールペンなどの筆記用具。
入院までに貰った書類で必要なもの全部。
術前検査の書類は、もう終わってて必要ないから持って行かない。

あと、入院中必要になるので、リップクリーム。必須。理由は後ほどわかる。事前には何も言われないので、たまたま持っていて助かった。DHCのを愛用中。

(追記。数日は点滴台を連れて歩き回ることになるので、ウエストポーチがあると便利。片手が塞がるので、買い物や水分の買い出しに財布を入れて動けると楽だろうなと思った)

あとは普段使っているほぼ日手帳(カズン)を持っていった。診察券やら自立支援の受給者証やらが入れてあって、これ持って逃げればなんとかなる、という代物なので。
地震のあとで、何があるかわからなかったので、うちから通帳・印鑑も持って出た。
あと当然だが現金。入院費用は、病衣も含めて後日会計ができるが、後日、会計のためだけに行くのが面倒だったので、入院中に会計手続きをしてもらった。

それと、ToDoなどを書いておくために、百均で小さいホワイトボードを買った。これは便利だった。
毎日、その日の予定(点滴何本とか採血予定とか)を書いておいて、終わったら消す。
あと、看護師さんや先生への確認事項やシャワーの時間などを書いておいていた。

入院前日はこんなん。

y2naranja.hatenablog.com

入院前日

  • おへそをオリーブオイルで掃除する
  • 下の毛をはさみで切る。1cm以下とのこと

これは事前に渡されていた資料に指示されていた。

へそを掃除するのは、ここを切開して腹腔鏡を入れるため、汚れていると感染症を起こしてしまう可能性があるため。他のところはお腹の普通の表面を4-5か所切開するので、消毒がしやすいが、へそは入り組んでいるので、事前にへそのごまなんかは取っておくようにということ。

下の毛をはさみで切るのは、術野に含まれているので、これも衛生管理のため。全部ではなくて、お腹側の上から股間まで。カミソリでは皮膚を傷つけてしまうため、はさみで地道にざくざく切った。普通のはさみでざっと切ってから、小さいはさみで1cm以下になるようさらに切った。
でも一番上の方がどうしてもうまく切れずに長く残ってしまい、入院日にチェックされて、肌を傷つけない専用のシェーバーで刈られたので、その辺はとくに、小さいはさみでちまちま切るとよいかと。

それからねずみの餌と水を、実験通りに充分な量を入れた。

とりあえず13日に書いた記事が、今頃役に立っている。
4日後に私を待ち受けていること
https://y2naranja.hatenablog.com/entry/20180913/1536832547
オリーブオイルは、日本薬局方のを買ってきた。お風呂上がりに全然汗が引かず、落ち着くのを待ってへそ掃除実施。
ほとんど、オリーブオイルを塗るだけで終わった。毛を切る方が大変だった。ちょっと皮膚を切ってしまった。まあすぐふさがるでしょう。
明日は何もないはずなので、とりあえず自分のベッドの巣作りをして、手術後に必要になる衣類と薬と水をセッティングして、21時消灯だけど隠れてラジオ聴いて、それから本当に寝るはず。
明日の経過ははてブロに書くけど、明後日は多分痛みでのたうち回ってると思うので、20日にまとめて書こう。
by 蟹ペン族 2018/09/18 1:27:24

→消灯は21時半だったのと、消灯以降も、他の人の妨げにならなければ、起きていても大丈夫だった。

入院当日、ねずみの飼育ケースという名の衣装ケースに複数のトイレとトイレ砂を設置。

そして、また地震で停電が発生したときに備えてブレーカーを落として、家を出た。