地味で地道なはてなブログ

ダイアリー「地味で地道な」から引っ越しました。

足し算

や、足し算の勉強法じゃなくて。
足し算がポイントになるのは間違いないのだけど。

以前、ORACLE MASTERをとったときのことだ。
 
ORACLE MASTERを取ろうと思ったきっかけは、

業務で初めてORACLEを使ったときのこと。
そのとき一緒に仕事してたひとがクラッシャーで、
初めてORACLEを使った私は、ORACLEってこんなに壊れやすいのかなあ、と、思ったくらいだった。

#いまにして思えば、「このアーカイブログ使って回復してね」というメッセージがあがっていたにもかかわらず、無視してむりやり起動かけて、ログ全部消えてたんだと思うの。

で、たまらんなあと思って、ORACLEのサイトからpdfのマニュアルをダウンロードして、CDに焼いて現場に持っていったら、感謝された。
それは、いままでマニュアル読んでなかったってことか。

これは・・・ちゃんと勉強しないと、まずいかも、と。

ほどなくして別のプロジェクトに移ったのだけど、DBはORACLE9iだったので、やっぱりとっとこう、と勉強開始。

当時はまだ旧制度のプラチナなので、今のゴールドに相当。内容はかなり変わったけど。

仕事場までの通勤時間のうち、地下鉄で座れる時間が約20分。
仕事場の昼休みで自由にできる時間が約20分。
仕事場からの帰りも約20分強、座って帰れる。

これらの時間でちまちまと勉強を続けた。

合計すると1日1時間だが、それぞれの時間は短いので、そんなに苦にならない。

ただ、長い章なんかやると記憶がぶつ切りになるので、あらかじめどこまでやるか決めて、
その時間内でなるべくひとつながりの記憶が完結するようにした。

問題集は短い時間ではやらず、なるべく一気にできる時間を確保。
間違ったらやり直して、記憶が遠くならないうちに該当箇所を読み返し、リトライ。

  • 覚えやすいように小さめに切り
  • 意味が覚えやすい単位で覚え
  • なるべく間隔をあけず
  • 記憶がまだ残っているうちに反復
  • 間違ったら覚えているうちにかならずやり直す


当たり前といえば当たり前なやりかただけど、
これを3ヶ月間続けられて、全科目ノーミスクリアできたので、
かなりやりやすかったのだなあ。

多分、通勤なりお昼休みなり、否が応でもリミットが来る時間を使ってやったのがよかったのかも、
とも思う。
これが、自分で期限を設定できる時間だったら、とても中途半端になったろうな。
そして多分、その勉強時間の合計は、このときの3ヶ月の合計時間にはとどかないと思う。

さて、11gがメジャーになるまえに、10g新機能をとっとと受けなおそう・・・。