地味で地道なはてなブログ

ダイアリー「地味で地道な」から引っ越しました。

ハイクと梅田望夫

ハイクでも梅田望夫のあの書評がいろいろ取り沙汰されている
中には、あんま関係ないような内容まであるし。
今まで思ってたんなら、
今でなく今までに言えば良かったじゃん
と、突っ込みたいことこの上ない。

「個」と「内輪」について、
梅田望夫は「個」を重んじてるから「内輪」である2ちゃんを認めないのだ
なんていうようなエントリがあって、
なんか強烈な違和感を感じた。
 
んー
梅田望夫の論旨って、
どっちかというと
「内輪を世界規模でできるツールとしてのWeb」のように思うけどなー
リアルではそのまま世界に埋没する
「クラスにひとりいそうな面白い人、十人並の才能が世に出ることのできるのがWeb」
という以上、
個というよりは、
物理的な条件による制約を受けない世界規模の「内輪」の形成とか、
その「物理的な条件による制約」を可能な限り減らすための様々な手法についての考察や言及が多いように思ったりする
スリードかもしれないけど。
たとえばネットのインフラを可能な限り無料化するための方法についての言及とか、
はやくからWebに触れて世界と「壮大な内輪」を形成できるようになるために、
教育制度について考えてたりとかさ。

そこに「誰か」がいなければ、
「個」はただの「孤」だ。