地味で地道なはてなブログ

ダイアリー「地味で地道な」から引っ越しました。

タイムマネジメントと「ムダ」な時間

iKnow!も、1日10分やるだけでもだいぶん違うのだと思う。
ハイクに費やす時間のうちちょっとだけ割くと思えば、かなりいける気もする・・・。
けど、ハイクも大事よ。

人生にはムダなどないという言い方もできるし、ムダは大事ともいえる。
カロリーさえ満たせばよいなら、1日にカロリーメイト3つ食べれば済む話だが、
ひとはカロリーのみにて生くるにあらず!

むちゃくちゃ集中してぶっとおしで勉強するのも可能だけど、長期戦には向いてないんだよなー。
かつて、高校時代には、定期試験前に短期決戦で勉強するので「一夜漬けの王者」の異名をとったものだが、
考えてみると、認定試験関係でも同じやりかたをしている。
けど、それだと抜けるのも早いんだよな。

無理押しで長時間なにかするのは、ちょっと慣れれば案外かんたん。
積極的に、意識して休憩をとるのはなかなか難しい。
けどとても大事。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」で紹介されていた、アメリカ陸軍の行軍と休憩に関する研究。
何時間も行軍を続ける場合、
1時間行軍して10分休憩
2時間行軍して20分休憩
3時間行軍して30分休憩
・・・
という感じで、それぞれ休憩時間と間隔による疲労蓄積と回復の効率を調べた結果、
「1時間行軍して10分休憩」が一番疲労回復の効果があったという。

「集中できるから」と、ぶっ通しで勉強したり仕事したりするのは、効率がよくないというのが具体的に立証されてるわけだ。
ぶっ通しだと、疲労が蓄積されやすく、休憩とっても回復の効率がよくないので、疲労をためこみやすいというわけ。

そう、わかいうちはそれでも無理押しでなんとかできたけども、
もうわかくはないので(汗)
効率よくやんないとな。

前述の本でいうと、うつ病は、無理押しして疲労をためこみまくって、多少休養をとっても回復にとても時間がかかる状態になってしまっている、というわけ。
ふつうのひとが音をあげるような無理でもついやってしまって、
回復しきれない疲労が慢性的にたまりまくる。
なだらかな坂道をじわじわ滑り落ちるみたいに弱っていく。
そして気がついたらもう相当におちているわけよ・・・。

今の仕事場は休憩スペースが充実していないので、休憩がなかなかとりづらいのだけど、
前のとこはわりととりやすかったので、ちまちまと休むようにしていた。
なにか飲んで、ストレッチしたり携帯でネットしてみたり。

休憩時間にやるのはしょーもないことばかり。
仕事のことは考えない。
仕事とは全然別のことをする。
できれば体を動かして、仕事中に忘れている自分の体を思い出す。
そのほうが圧倒的に効率はよかった。

ハイクも多分、そんなふうに、
どこかしら閉塞感を感じているひとの積極的な息抜きになっているのだろう。
息抜きしすぎだけどもな・・・(汗)