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ほぼ日刊イトイ新聞 - 「眠り」という悩みから、あなたを解放するおはなし。を引き続き

ほぼ日刊イトイ新聞 - 「眠り」という悩みから、あなたを解放するおはなし。の第6回を引き続き読む。

糸井 「こんなふうに短時間でいい眠りが得られると
 働ける、出世できる」という発想の人たちと、
「あなたいままでいい眠りを得てなかったけども、
 これを読めば得られるぞ」という、
薬を差し出すような本は、
いくらでも出てるんですけど、
眠りという悩みから解放される方向で話ができたら、
やっぱり、それは一番いいと思ったんです。

井上 そうですね。
結局、そこが一番食い違いでしてね、
そこに、そういう考え方をしないために、
ますます、悩みを深くして、
結局、寝ようと思えば思うほど、
眠れないというのが現代の問題なんですね。

「眠ろうと思う」ということは、
大脳が活動してるということでしょう。
緊張を高めてるということでしょう。
それは覚醒信号なんですね。
寝るほうにいかないんです。
そうすると、ますます起きている。

不眠症は、眠れなくなる病気というより、眠れないのが苦しい病気、だからなあ・・・。

それでますます「眠ろうと思う」→「悩む」のか!

「眠れなくて死んだやつはいない」なーんていうひとはよくいるけれど、

それがもとで死んだり、苦しくて死にたくなって死んじゃったりするひとは、

じっさい山ほどいるわけだ。

そして、ものすごく緊張したり苦しかったりすると、もう、相当強い薬をたくさん飲んでもなかなか眠れない。

「眠ること」よりも、眠れない悩みをなんとかしないと、到底おっつかないのなあ。