非ＩＴ系での開発

ぬおー。
非ＩＴ系企業での開発は、なかなかしんどい。
こういううっとうしさを「文系」って言ってるんだろうけど、
多分、従来「親方日の丸」とか「お役所仕事」とか言われてきたやり方のことなんじゃないだろうかのう。
価値観とか優先順位の付け方とかいったものが、根本的に異なっている感じがする。

なんか、無駄に校則の厳しかった中学時代を思い出した。
校則という縛りと、妙な集団行動の枠内のまま、進学し、就職したら、
こういう形式には疑いを全くさしはさまないのかもしれない。
が、この業態は、開発にとってはめちゃくちゃ非効率的だ…。
効率よいやり方が禁じられているわけじゃないから、
どれだけ、今までのやり方を生かせるか、だなあ。

下を見たってきりがない。
去年は、めちゃくちゃとんがった小さな会社と、超おかたい大企業の２パターンの仕事をしたけど、
どちらもＩＴ系だから「言葉が通じた」。
いまは異国の地だ。とほほ。
「致命的に「あちら側」のことがわかってないやつら」って、こういうのなのかなあとも。

まあ、いい機会かも。
客先常駐の仕事は当分なさそうだから、
世の中にはこういうひとや企業が山ほどあって、それがユーザの大半を占めるようなシステムを、当面は組んでゆくのだからなあ。
ここで会社のひとたちのやりとりを聞いていると、
なんでユーザに「言葉が通じない」のか、ちょっとわかった気がするよ（汗）