あきらめ上手は生き方上手
あきらめ上手は生き方上手読書中。
私たちが、障害を越えて進むロボットを作る場合を考えてみよう。コンピューターに最初に書き込むのは、先ほどの下等動物のように「ある方向に進んでみてそれがうまくいかない場合、引き返して少し違う方向に進む」というプログラムだろう。そうすると偶然にも、突破口を見い出すことができるかもしれない。この方法だとセンサーなどというしゃれたものは必要ない。
(27頁)
プログラムの基本問題としてよくある「うるう年の計算」などによくあるように、条件文を組み合わせて、解を求めたり、処理を進めるための「救済措置」を探すやり方。
"trial and error"
そういえば確かに、プログラムは、この本にいう「何かをあきらめることで、結果的にその何かを得る」を地でいっているのだなあ。