地味で地道なはてなブログ

ダイアリー「地味で地道な」から引っ越しました。

地味で地道な子宮全摘ー術前検査と入院準備

術前検査のあたりはわりとまめにメモしてあったので、補足しつつ引用する。

当然だが手術に生理があたってはまずいので、その辺は考えていたのだが、術前検査に大当たりするのを忘れていた。

赤潮到来中につき腹が痛いのだが、これが最後かと思うとなんか不思議な感じ
いや続いて欲しくはないが
by 蟹ペン族 2018/09/02 9:38:17

最終回記念とばかりにはらが痛むの、なんとかしてほしい。とりあえず痛み止め飲んで、とくに根拠もなくMonster飲んで寝てるけど、今日の歯科検診は無理っぽいな。若干ほっとしているが、恐怖の先延ばしなだけだ。
by 蟹ペン族 2018/09/03 8:30:01

明日は術前検査なので、また造影がある。血液検査もやるようなこと言ってたから、また手の甲が内出血で真っ青になるな…。もう慣れてきたけど、手術ではもっと色々打たれまくり(術後も点滴を連れて歩く)なので、点滴の上手な看護師さんに当たりますように。
あと脊髄麻酔の上手な麻酔医と。
by 蟹ペン族 2018/09/03 9:05:00

そうそう、いくつか見たブログの記事では、子宮全摘の手術では脊椎麻酔をするようなことが書かれていたが、私は全身麻酔だけで脊椎麻酔がなかった。珍しいかもしれない。脊椎麻酔が効いてた方が、術後の痛みが切れるとき少し楽かもしれない。後述するが、術後、すごく痛かった。

痛み止めを飲むのを忘れてて、現在腹痛にやられ中。薬、ちゃんと効いてたんだな。過去最高の量の赤潮を見て、さすがにひるむ。
まあ在庫処分しなくちゃだから使い放題だが、最後だからってなかなかハード。
by 蟹ペン族 2018/09/04 0:18:44

生理が来る度に悪化する病気なので、ここがピークとなった。ほんとうに辛かった。
在庫処分と言っているのは生理用品のこと。それが、これ、あとで必要になってくるんだ…。

術前検査終わり、これより帰投する。
久し振りに肺活量計ったり(平均より7歳若いと出たぞ)心電図とったりレントゲン撮ったりまた造影剤打たれたり、たくさん採血されたりと、なにせ検査のシステム作ってたので、なかなか楽しかった。
例によって血管が細くて、今度は手首からいったし。
予想より早く退院できそうで、順調なら18日入院19日手術で23日には退院できるんだってさ。術後4日か!
輸血も必要ないだろう、とのこと。
たくさん承諾書とか貰ってきた。
ねずみが無事乗り切れますように。
先生がアームでうっかりその辺の内臓を傷つけたりしませんように。
by 蟹ペン族 2018/09/04 13:23:28

術前検査は、オリエンテーリング状態で、資料を持って、院内を肺活量→心電図→レントゲン撮影→採血6本分→検尿→婦人科で診察、とあちこち回った。
以前、医療事務と検体検査のシステムを作っていたことがあるので、検査となると色々気になって、ああ、ここのシステムのベンダはあそこか、ラベルはどうオーダーが来てどこで発行して貼ってるのかなとか考えている厄介な患者だった。

最後の主治医の診察でまた内診があったのだが、なにせ生理3日目、相当出血していて診察台が血の海になりかけた。ちゃんとシートが敷いてあるのだけど、やっぱ量見るとすさまじいものがある。本当は術前検査に当たらないようにした方が良かったのだろうけど、それだと手術にあたる可能性があってだね…。

9/4、今にしてみれば絶妙の震災のよけっぷりだったのだが、術前検査のときには造影剤を入れる撮影と採血を6本(シリンジは一本で、カートリッジに6種類分血を取られた)。
造影剤の注射が先だったので、「すみません、肘の内側からは取れないと思います」といったら、看護師さんが
「今日は続くわね、前の人も入ってきて『うふふ』って言ってね…『もしや』って」と、遠い目をしていた。
「今なら(刺すところが)早い者勝ちです」と言って、結局造影剤は手首で、採血は手の甲からやったんだったかな。毎回あちこちを刺されまくってるので、もうどこだかわからなくなってる。
そして「血管のない人」と呼ばれる。
無いわけではないのだが、運動してないと本当に細くなるな…。以前は、まだなんとか左肘の内側からいけたんだけど。
by 蟹ペン族 2018/09/20 16:57:59

造影剤の注射と採血で計2回針を刺されるわけだが、同じところには刺せないので、さしやすいところは先着順になる。

注射された造影剤をとっとと排出するよう、500mlくらい水分を摂ってくださいと言われて、造影での撮影後にいろはすハスカップを一気飲みしたのだけど、そもそもわたくし水分足りてなかったみたいで、なかなか排出がはかどりません。
by 蟹ペン族 2018/09/04 16:25:12

うーん、やっぱりちょっとだけ喘息気味なのかなあ。鼻の粘膜がかゆくて仕方ない。ヒスタミーン!って感じ。造影剤は喘息もちの人には禁忌なので事前に訊かれるのだけど、MRIの造影が平気だったから大丈夫ですって言っちゃった。肺活量の測定のとき咳き込んだのに。
喘息もちだとインドメタシンが使えない。とんでもないことになる。
つまり羽生選手は、インドメタシンを使えないし、造影剤も要相談(多分ダメでは)だし、医療上は相当制約があるはずの選手。
by 蟹ペン族 2018/09/04 18:36:55

鼻喉口にそこはかとなくヒスタミンの気配。やっぱり喘息なのかなあ。
インドメタシンには一度ひどい目に遭ったので(湿布貼る→全身がちくちくする)、ちゃんとアレルギーかどうか確認しておきたい。
by 蟹ペン族 2018/09/04 22:02:17

この日一日だけだったが、鼻と喉と口の粘膜がややかゆかった。次に造影剤を注射されるときは、一応その旨言っておかなくてはならないな。

術前検査の最後が診察で、手術同意書とかの説明だったんだけど、
「輸血は基本的にしない予定ですが、場合によってはする可能性もあります」
「輸血による副作用と合併症は…」
血漿分画製剤の安全性について…」
と、クールな先生が淡々と語るのを聴いている私の頭の中では、『はたらく細胞』の赤血球と白血球とキラーT細胞が走っていた。
by 蟹ペン族 2018/09/04 19:06:21

ここでまた更にサインする資料がたくさん増えた。
腹腔鏡下膣式子宮全摘術、卵管全摘出術。卵管は、まれにがんができることがあるので、一緒に取るとのこと。
通常、出血が少ないので、開腹手術であっても輸血はしないことが多いそうだ。もし輸血が必要になった場合の同意書が3通あった。

あとは院内の売店で、手術のために用意するよう資料に書かれていたT字帯を購入して、当日を待つばかり。

というところで、まずこの日の夜に台風21号が来てそこらじゅうの街路樹が折れたり倒れたりしまくって、そのあと6日にあの地震があった。

入院がもう少し早かったら、実際には病院はてんやわんやだったので、入院は延期されていたと思う。
また、術前検査の日が地震の後だったら、検査も入院も予定が見通しが立たなかっただろう。
我ながらものすごく悪運が強い状態で、18日の入院日を待った。

その間に、だんだん物流が復帰してきた。スーパーやコンビニが開き、棚に少しずつ商品が増えた。ただ、乳製品と冷凍食品は全くなかった。
しばらくして、なぜか冷凍のジンギスカン用の肉(丸いラム肉)が、これでもかという位に入荷していたりした。通常の肉は復帰が遅かった。処理に使う水や電気、運搬時の温度等が保てなかったからだろう。

さて、手術前後にやること、されることを引っ越したはてなブログに書き出してみたが、結構ある。
百均に、スリッパも買いにゆかなくては。
とりあえず、もう停電はないと思っていいっすかね…。湯船に水を貯めておいてあるのだ。うちは、停電すると水も止まる。
急いで入るだけ入って、その湯を残しておこうか。
脊椎麻酔と、手術後の夜がたいへんに痛くて辛いらしい。
抗うつ剤の副作用で、4度も吐くほどひどい便秘になって、ガチガチの便が詰まった状態で蠕動運動が起こったのと、果たしてどっちが痛いかな…?
by 蟹ペン族 2018/09/13 19:27:55