地味で地道なはてなブログ

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地味で地道な子宮全摘ー転院

一応、勉強しようと思って図書館に向かったものの、赤潮による腹痛で痛み止め買って一回休み。同じく赤潮到来による殺人的な眠気のため、資料も参考書も、まるで頭に入らない。
ので早めに帰ってきた。
16時にねずみの冷房を入れたら、18時半くらいに中島公園に自転車置いて、すすきの祭りに繰り出すでござる。
それまでとりあえず寝る。
by 蟹ペン族 2018/08/03 14:31:28

という訳で、検査結果が出るちょっと前に生理が始まってしまい、例によって激痛と大量出血でダウン。
だいたい落ち着いた辺りで、精神科の方の通院日が来た。

今日は通院日。まだ確定診断は出てないが、婦人科で子宮筋腫っぽいものが見つかったことと、貧血で鉄剤が出たことを伝え、血液検査の検査報告書を渡したところ、「子宮筋腫と貧血の治療を行うことで、うつ状態などの症状が改善される可能性があります。そちらの治療は、婦人科にお任せします」とのこと。マジですか。
でもPMS対策のレクサプロはそのまま。激苦なのであまり飲みたくないのだが。SNRISSRIを重ねてるので、あまり現代的な処方ではない。
薬局では、保険調剤明細書をもらえたので、明細と点数を確認したが、やっぱメインのSNRIイフェクサーが、血の気が引くほど点数が高い。海外では長く使われてきた、SNRIとしては古い部類に入る薬だそうなのだが、日本で認可が出たのが2015年なので、確かあと7年はジェネリックが出ない。薬は人種によっても効き目が違ったりするそうなので、なんぞ日本で認可が遅れる要因があったのだろう。アメリカでは有名な抗うつ剤プロザックは、未だに日本では認可出てないし(多分これからも出ない)。
木曜は何の薬が出るんだろう。副作用が少ないといいな。
by 蟹ペン族 2018/08/07 18:06:06

SSRIのレクサプロは、本来はPMSに使われる薬(なのでずっと飲んでも意味はあまりない)なのと、躁転しやすいなどの問題があったりするのだが、ここでは外されなかった。
確かこの辺で、激苦だしリスキーなので飲みたくなくて飲むのをやめていた。半錠だし、いきなりやめても問題ない量だったし、そもそも効いてる感覚がなかったしな…。

イフェクサーというのは、今も飲んでいる抗うつ剤で、よく効いてるのだが、ほんとうに高い。早くジェネリック出ないものか…。

さてこの時点では、私も若くないし、薬で抑えて閉経まで逃げ切るもんだと思っていた。
副作用が強いらしいというのと、副作用がよりによって抑うつ状態なので、やばいなあ、と思っていたところだった。

明日はいよいよ婦人科の検査結果発表である。朝に弱いのに10時に予約してしまったが、それはともかく。
MRIと細胞診の結果で、悪性でなければ、何らかの薬で抑えることになるだろう。何せ更年期間近だしな。
あまりないとは思いたいが、悪性だったり手術が必要だったら
ねずみのやつをどうしようかな。
by 蟹ペン族 2018/08/08 23:33:40

うちにいるねずみことハムスター、最長で5日まではお留守番の記録がある。が、そのときは、旅行先で倒れて予定外の入院をして、5日間まで延びてしまったので、餌と水を多めに置いてはいたものの、気が気ではなかった。
入院して手術になったら、何日かかるのか。そんなに放置できないし、預けるにしてもどう預けるのか。

ということを考えていた。

検査結果来た。
病理検査ではがんは認められず。
MRI読影で、良性の子宮粘膜下筋腫・子宮腺筋症を認める。
→手術で取る。平岸の病院を紹介する
場合によっては子宮全摘するかも

マジっすか。人生初手術になるかも。
子宮鏡・腹腔鏡手術の実績のあるところなので、ぜひその方向でお願いしたい。
ねずみのやつを動物病院に預けなくてはならないかもしれない。
by 蟹ペン族 2018/08/09 10:49:40

うーむ、開腹で全摘だと、だいたい一週間で退院できるようだ。経産婦でないので、さくっと開腹するのが一番簡単そう。子宮鏡や腹腔鏡下手術は、すぐ退院できるが、これで子宮を全摘するのはたいへんらしい。とくに経産婦でないとたいへんらしい。うーむ。
紹介先の病院は、月曜日が私のような紹介の患者の外来で、紹介状は来週の木曜になってしまうので、再来週の月曜日が受診予定。
すぐ手術しようとすると、入院中に精神科の薬が切れてしまうため、次の通院日で4週間分薬を出してもらうことにして、更に次回の赤潮の終了を待つことになるため、手術はだいたい1ヶ月後ですな。
ねずみのお泊まり用ケースを準備しなくては…。
by 蟹ペン族 2018/08/09 14:34:57

つまり、紹介状を書いてもらって、検査データとかもまとめてあちらに持っていくのに時間がかかるのだけど、クリニックのお盆の連休にもろにかぶっているため、紹介状を貰うのが休み明けになり、一気に先になる。
これで、思い立ってから紹介状を貰うまで約一ヶ月ですよ…。
子宮鏡というのは、内視鏡や器具を膣から入れて手術する方法。どちらかといえば経産婦向き。腹腔鏡下手術は、たいていへそか、そのすぐ横を切開して内視鏡を入れ、腹部のどこかを切ってマニピュレータを入れて手術する方法。どちらも、開腹手術よりは体への負担が少なく、入院期間が短くて済む。

とはいえ、これはさすがにまずいと思って、ねずみを預けるための飼育ケースを買ってきた。うちで普段住んでいるのは大きな衣装ケースなので、預かってもらえるサイズではないのだ。
ところが本人は、普段は毛布と寝袋で断熱して暮らしているため、周りが見えるのに出られない、狭いケースに恐怖を覚えて暴れまわってしまったので、一週間この状態は無理だなと判断し、1週間餌と水をたくさん置いておいてもつかどうかの実験をすることにした。それはまた別ブログで書いてあるが。

さすがにテンションただ下がりで、気がついたらうつが重くなっていたのて、とりあえず頓服飲んで、セブンの明太子パスタと揚げ鶏を食べて、『ゴールデンカムイ』を読み返して、とことん自分を甘やかしている。
通常の子宮は鶏卵大だそうだが、私は全体的にちょっと大きくなってるのと、そこに子宮筋腫と子宮腺筋症ができてて、合計でだいたい倍位になってるっぽい。
まあ、まるっと取っちゃった方が早いだろうな。
少しくらいは体重も減るだろうか。
by 蟹ペン族 2018/08/09 21:54:34

MRIの検査結果は、画像込みでもらえた。確かになにか境界鮮明なものが映っているのと、よく解剖図なんかで見る子宮の形よりも大きく、内壁が分厚くなっている部分がある。
子宮腺筋症は、子宮の内壁の筋肉の中に、なぜか勝手に子宮内膜に似た組織ができてしまう病気で、原因は不明。主症状としては生理痛がめちゃくちゃ重くなること。境界は不鮮明。

子宮筋腫は、子宮のあちこちにできることがある良性の腫瘍。境界鮮明で、前述したように、女性の4人に1人と言われるくらい多い病気。
こちらは基本的にはあまり自覚症状がなく、気が付いたら1kgくらいになっていたりするというから恐ろしい。がん化したりはせず、閉経とともに小さくなっておさまることが多いそうだが。
私の場合、位置と境界鮮明なことから見て、この時点では子宮筋腫(子宮粘膜(子宮の内側の膜)の下にできている筋腫)とみられていた。

再発することが多いことから、閉経まで薬で逃げ切ることもあるが、閉経には個人差があって、45-55歳という、それ幅ありすぎだろう!という範囲だそうだ…。

私の年齢だと、閉経まで逃げきって手術しないで縮小を待つこともできるのだが、
「生理はまだ順調に来てるんでしょ?じゃあやっぱり手術だなあ」とのこと。

とくに、子宮腺筋症は生理のたびに悪化するので、いつ終わるかわからない生理を繰り返してもっと悪化させても、全くいいことがない。
毎月殺人現場と激痛を抱えてるのはしんどい。
まあ全摘だろうなあ、という訳で。